切削工程にて発生するオイルミスト対策
直結集塵・局所集塵・広域集塵・換気の考え方から最適な方法を提案します
オイルミストは工業機械に用いられる潤滑油が、その機械の稼動によって微粒子化し空気中で浮遊している状態です。工場内に白くもやがかかる、床面が滑りやすくなる、作業員への健康被害などが問題視されています。
オイルミストや油煙の除去方法は大きく分けて4種類あります。
- 直結集塵
- 工業機械に集塵設備の吸込を直結させる
- 局所集塵
- フードなどにより発生源近接で捕捉する
- 広域集塵
- 空気中に漂っているミストを攪拌させ、その道中で集塵をおこなう
- 換気・排気
- 空気中に漂っているミストを屋外へ排出する
また、その集塵レベルによって不織布フィルター、金属フィルター、電気集塵など捕集方法も異なります。
それぞれの方法にはメリット、デメリットがあり、空調設備能力への影響や使用電力が異なりますので、お客様の要望を聞き、最適な方法での解決案を提案させて頂いております。

ご提案の流れ
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現状調査:オイルミスト濃度測定実施(ポイント数によって有料の場合もございます)
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計画提案:その他の作業環境(温度、湿度)を加味した計画、提案
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施工:設置方法や風向について協議し、安全、品質を確保した施工を計画
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メンテナンス:定期的な保守契約を締結することも可能
まずは現状把握をすることが大切になります。発生源の特定や濃度測定など、お気軽にお問い合わせください。